自分が“発達障害”を知ったとき
私、とし子が自身の発達障害を疑い始めた時期と発達障害というものの存在を知ったのはほぼ同じ時期です。このページではそれに関して少しお話したいと思います。
私が発達障害を意識し始めたのは、社会人になってからと少々遅めです。
それまで、「発達」「アスペ」等の単語はなんとなく聞いたことがありましたが、具体的にどういうものかなどはさっぱり…というか興味もありませんでした。
そして、当時は自分のことを 人より劣っているただの馬鹿 だと思っていました。
そんな時にテレビで「高次脳機能障害」の特集をみたんです。
その中で当事者の方が
「ずっと頭の中に靄(もや)がかかっている感じ」
と自身の状態を説明していて、
それを聞いて「私もだ…」っとハッとしたのが始まりです。
「え…他の人ってもっと頭の中がクリアなの…?」
そこから色々と調べはじめ、自分が発達障害の特徴に当てはまっていることを知りました。
調べれば調べるほど腑に落ちるというか…
ただの馬鹿だと思っていたけれど、きちんと病名があったんだなぁ。
心療内科を受診してきちんと診断名を貰ったのはこれから更に数年後のことです。
その後どうなったかはまた後ほど…。(気力がある時に)